認知症の親・認知症の検査について

認知症の親を介護して5年になります。すごくよく分かります。私の両親はとても優しく尊敬できる人でしたがそれでも人格が変わってしまいました。特に父は「レビー小体型」という異常行動をするタイプの認知症なので、暴言暴力もありほとんど別人の様です。病院に連れて行くまでもとても苦労しました。経験した人じゃないと分かりませんよね。先日検診に連れて行きましたが、同じ様な認知症の母親らしき人を車いすに乗せて順番を待っている女性が、ずっと涙を流していました。その女性の母親はずっと大きな声で話しているのです。「私が昔からやっていたことを、あなたは辞めさせようとするのですか！？何の権利があってあなたは・・！」と独り言をずっと大声で言い続けているのです。娘さんは何度も注意していましたが一向に止まず、別の男性の高齢者に「うるさいよ！」と怒鳴られ泣いてしまったのです。可哀想でした。投稿者さんも自分を壊さないように注意してくださいね。経験者の私が言えるのはこれだけです。

最期まで子供に迷惑を掛けると思いませんか？私の周囲では結構多いですよ。きちんとした親は自分で老後の資金や計画をきちんと立てていて子供達に迷惑を一切掛けません。友人のご両親がそんな感じで、友人世帯に金銭的援助だけして最後は施設に入って悠悠自適です。
もう一人の友人の親は完全に毒親で、子供世帯が金銭的に苦しいにも関わらず、「子供なら親の老後を見るのが当たり前。」と子供達から金銭的援助をさせて、今は認知症になりお金もないので散々周りに迷惑を掛けて嫌われながら長生きしています。いろいろ見ていると考えさせられます。

80代の母親が認知症です。暴言暴力妄想が当たり前です。初めは「どんな親でも親だから。」と私なりに介護をしていましたが5年も続くとうんざりです。世話をしているのに暴言ですよ？想像できますか？出来れば顔も見たくないです。お葬式にも涙は出ないでしょうね。認知症になるまで普通の親だったなら分かりますがいわゆる子供より自分が一番大切な毒親でした。何をしても文句を言われ、正直殺意を感じた事もあります。親孝行は自然に心からするもので、周囲から強制したり親側から要求するものではありません。私は母の介護で「子供が見て当然」という言葉に非常に傷付きました。介護の本質を知らない人間は平気でそういう事を言って介護している人間を傷付けます。正直早く死んで欲しいです。

認知症の検査に素直に行ってくれるかどうか？。素直に行く方もいれば、行かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。お母様の場合、仮に認知症と診断されても素直に治療を受けていただくのは難しいのでは？。私も以前投稿者様と同じように親子関係に悩んでいた頃がありました。私のことを小さい頃から知っているお寺のご住職に相談したことがあります。ご住職は常日頃から「子は親を大切にするもの」！と口を開けば仰っていました。私も道理では理解できるのですが、どうしても母親と馬があわず顔を合わせるといつの間にか言い争いになっておりました。ある日たまらず叱られるのを覚悟で住職に相談致しました。開口一番、住職は「君の負担にしかならず、君にマイナスの影響を与え続けるのなら、それが例え親であっても切り捨てなさい」こう仰言いました。もちろん、切り捨てなさいは距離を置きなさいと言う意味です。私はそれで一度に心が開かれた思いでした。できるだけ母親と距離をとって以来、お互いの付き合いが以前よりスムーズになってきたように思います。投稿者様もご自身で何もかも背負い込む必要はありません。お母様の方から何か相談を持ちかけられたら相談に乗って上げるような気持ちで良いのではないでしょうか？

本当に、もともとの関係がよほどよかった人でも、認知症の家族への対応はきついものがあると思います。
そうでなければ余計に疲れてしまうのは当たり前のことですし、普通でないというのがどのようなものかは分かりませんが、私のところも全く関係はよくなかったので、お気持ちはよく分かります。
まず、認知症の本人が検査を受けたがらない、認めようとしないというのはよく聞く話です。
昔の人ほど認知症という言葉に抵抗があるのかもしれません。
お住まいの近くにも、地域包括支援センターというものがあると思います。
ここは幅広く福祉についての相談に乗ってくれ、病院の紹介もしてくれると思いますし、病院へ連れて行く方法についても一緒に考えてくれます。
家族のことですし、なかなか大変さを他人には言いにくいですよね。
でも、ここなら理解のある専門家に話を聞いてもらえるので、親身になってもらえますよ。
まずは相談に行かれてはいかがでしょうか。
少しでも安らかに過ごせることを祈っております。