私は昔から人付き合いが苦手です。
自尊感情がとても低いらしく自分に全く自信がもてないので、人にどう思われているか不安でたまらなくなります。
人と会うと明るい自分を演じ、ずっと気を使いっぱなしで疲れるし、後から「あの一言が余計だったかもしれない…」とか、「あの時気をきかせてこうすればよかったのかも…」など不安になり、どっと疲れて、どんどん自分が嫌いになっていくのです。
「人にどう思われてもいいや。自分は自分。」と言い聞かせていた時期もありました。
人と付き合うことに慣れたら苦じゃなくなるかもしれないと思って、積極的に社交の場に出ていた時期もありました。
でも人ってそんな簡単に変われるものではありませんから、とても苦しくてやめてしまいました。
それからは、自分を変えるのを諦めました。
自分を変える努力をするより、苦手なことを避ける努力をするようにしたのです。
生きていく上でどうしても付き合っていかなければならない関係というのはありますから(義理の家族やご近所など)、それ以外の関係をなるべく絶ちきって、人付き合いのストレスを極力なくすように努めています。
友達と会うのも3ヶ月に1度くらい。
飲み会などに誘われても極力断る。
そうすることでストレスを少なくし、自分を嫌いにならないですむようにしたのです。
外に出たり人と話したりしないとストレスがたまるという人もいますが、私は全くそんなことはないので、家にいて家族以外誰とも会わないのが一番ストレスフリーです。
でも、いつかたまたま読んだ江原さんの本に、「魂は完璧になるまで生まれ変わり続ける。自分の短所を頑張って克服することこそ人生。それができなければ、また次生まれ変わった時も同じ苦しみを味わい続けることになる。すべての短所を克服し、完璧な魂になったら天国へ行ける。」という趣旨のことが書いてあり、ドキッとしました。
(ずいぶん前に読んだので、内容が違っていたらすみません)
この考え方でいくと、私はまた来世でも人付き合いに悩み、自分を好きになれないまま生きていくことになります。
苦しみを避けるのではなく、苦しみながら乗り越えろということなのでしょうか?
でも私は苦しみながら一生を送るより、少しでも苦しみを減らして生きたいです。
そんな生き方はダメなのでしょうか?