最近テレビで若者が介護している特集を見ました。ヤングケアラーと言って最近とても増えているそうです。理由は親の熟年離婚や高齢出産など始めとしていろいろあるようです。日本だけでなく欧米でも問題になっていてイギリスではヤングケアラーを支える様々な取り組みがされています。日本はようやく最近注目されれる様になったのですが、私は若者の介護を美談にしてはいけないと強く思いました。特集では祖母と同居して一人で日常的な介護や家事をしている女子高校生と、離婚した父が認知症になってそれを金銭面も含めて一人で支えている25歳の女性が出ていました。高校生は「自分はおばあちゃんが大好きだから」と言って積極的に介護していましたが、若さゆえの正義感を大人達が利用しているような感じがしてしまいました。少なくとも介護は孫がメインで行う仕事ではないはずです。離婚した父を支えている女性は「これから結婚相手が見つかるだろうか」と心情を吐露していました。金銭や生活や介護を子供がやって当たり前と言う風潮を無くした方がいいと思いませんか?それが全ての悲劇の始まりだと思います。自分の老後は自分で責任を持って準備して臨むべきです。もし準備出来ないなら、それは自分のせいで子供が背負うものではありません。皆子供に甘え過ぎです。子供は自分の老後の保険で産むものではないです。利用ばかりされる若者が可哀想です。