私は施設に行きたいです

ひつじさんと全く同じ意見です。私はもう少しで70歳ですが、幸いまだ心身ともに健康です。とても気を付けていますので当たり前かもしれませんが。夫と二人暮らしですが介護が必要になっても二人でなるべく頑張ってどうしようもなくなったら施設に入ろうと決めています。遺言にも書いてあります。子供は3人いますがそれぞれの家庭がありそれを守っていってくれればいいと思います。今の若い人たちは生活するだけでも大変ですよ。私たちの時とは違っていつリストラがあるか分からないし学費にもお金がびっくりするくらい掛かるし結婚も出産も簡単ではありません。これから消費税も上がりますし、そんな中必死で生活している子供たちに親の介護なんか頼めませんよ。子供やお嫁さんに面倒を見させている高齢者はよく平気だな、と思います。そういう人に限って介護してくれる人を怒鳴り散らしたり威張ったりして、同じ高齢者として腹が立ちます。お金なんか無かったらタバコやお酒なんて控えろよ、と思います。そんな人ばかりじゃないと思いますが高齢者は甘え過ぎの人多いですね。

昔の様に寝たきりになってからの寿命がある程度短かったり、贅沢が出来なくても生活が安定して専業主婦がいれば、在宅の介護も我慢してやらなければならないと思いますが、今は全く真逆ですよね。寿命が延びても健康ならいいのですが、寝たきりや病気で介護が必要になると家庭で解決するのは無理です。いつまで続くか分からない介護で働く世代が仕事を失ったり健康を害したりしたらそれこそ共倒れです。介護は家庭に、は政府の作戦です。私は自分も親も、介護は他人に、と考えています。

誰だって家族の側にいたいですし、住み慣れた家で最期を迎えたいと思います。でも介護をして看取る立場の家族の負担を考えると軽々しくは言えません。自分がお願いする事で相手が断れない場合はストレスを与えてしまいます。その点施設だと気が楽です。他人なのである程度節度もありますしね。家族だと甘えて我がままを言ってしまうかもしれませんし。私も施設がいいです。お金が無かったらそれなりに妥協します。

何となく認定される介護度が下がっている気がします。私は要介護２の親を介護していますが、認知症も進んでいますし実際はもっと高いと思います。施設から家庭へ、と政府が政策として掲げているのでなるべく介護度を下げているのでしょうね。気を付けないと増々施設へ行けなくなってしまいます。
どの家庭も介護が出来る訳ではないのに勝手ですよね。これからは在宅によるトラブルなども増えるんじゃないでしょうか。将来的に歯齢者が「あなた施設に入れたの。いいわね～。」って会話をするようになるかもしれませんね。