介護をするなという姉

介護するしないに関わらず、姉妹なら相続は平等です。
でも言い張る人はいますね。「私は介護したけど貴女はしていない」とかね。
ひどい場合は、投稿者さんみたいに介護する気がある人にさせないで、後から「やらなかったくせに」と言う人も。お金が絡むと揉めるので要注意です。お母様も入れて皆で話し合いを！

親の介護や看取り、そしてお葬式の後などは、最も深い亀裂が入る時だと思います。
これまで長い間積もり積もったそれぞれの兄弟への不満が、どうしようもないほどの亀裂になってしまうことがありますよね。
亀裂が入る瞬間は、両者の思いは後戻りできない程のものになっています。
これまで歩んできた人生の中で、譲れないものがお互いにあるのだと思います。
一方で自分の死に際でやっと喧嘩別れした兄弟と再開して涙した人、数十年前に縁を切ったけれど未だに怒りと悲しみの入り混じった涙を流す人、なども知っています。
また、お母様と過ごす貴重な時間は何物にもかえられません。
残念ながら、お姉さんが変わることを望んでも虚しいだけです。
まずは、自分自身が今考えられる現実的な選択肢の中で、何を選ぶかです。
一つは、お姉さんの要求がお金なら、ある程度折れてでもお母様と過ごす時間の確保を大切にする。
介護のためにお姉さんに折れるという選択肢には、お姉さんがあなたに抱いている嫉妬や、お姉さん自身の追い詰められた心などを理解することを含むかもしれません。
もう一つは、お姉さんに折れるのは無理だ、と思うかわりに、介護やお姉さんとの関係は諦めることです。
もしくは、お姉さんとの仲が決定的に崩れても、今のうちに遺産や認知を患ったお母様の世話について、法的な準備をするという手もあります。
生前に遺産の取り決めをすれば、介護では揉めないかもしれません。
この二つは、極端な選択肢ですが、先にこれぐらいの覚悟をして臨んだ方が、後々少しは楽になるということがあります。
どちらにせよ苦しい状況だと思いますが、少しでもこれから背負うものが少なくなりますように。

介護関係者ですがこのようなトラブルは非常に増えてきています。
投稿者様の場合はお母様に遺言などを書いてもらうとその通りに介護が出来ますので、強くお勧めします。
遺言はお金の分配だけではありません。認知症になった時に「私のお金をこう遣ってほしい」と書いておかないと、介護に必要なお金をケチる相続人が現れます。
うちの子に限って、というのは通用しない時代です。ここのカテにもありましたように、相続するお金が減らないように子供が介護に両親のお金を遣わないのでは本末転倒です。
投稿者さんの場合はお母様とお姉さまの気が合わないようですからなおさらトラブルが怖いですね。
お母様の意志を書面で残す事をお勧めします。